寺社・木造建築の基礎知識(枝割り)|和歌山の宮大工 藤井寺社建築工業
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寺社・木造の基礎知識
寺社建築の考え方
  

垂木割りについて


垂木の打ち方には、本繁(ほんしげ)割り・半繁(はんしげ)割り・疎ら(まばら)割り等があります。
また、本繁割りには、「木間返し」と「背返し」があり、一般的には後者の方を用いる事が多いです。

「木間返し」とは、垂木幅を1(倍率)とすれば、垂木成も1(倍率)となります。
また、「背返し」の場合は、垂木幅を1(倍率)とすれば、垂木成は1.2(倍率)となります。

下記図は、代表的な本繁割り(背返し)を表したものです。
寺社建築において、垂木成+垂木幅を1枝(いっし)と呼び、寺社各部材の大きさを決める規準となっています。
まず、計算表@を、御閲覧ください。
柱間12尺に垂木を24枝とすれば、1枝寸法は12尺/24で5寸となります。
計算表から垂木成は、2寸7分3厘・垂木幅は2寸2分7厘となります。

計算表Aは、一間社を割り付ける表です。
一間社の場合、柱芯間22枝が標準である為、一間寸法を6尺とすれば、6尺/22で2寸7分3厘が1枝の寸法となります。

垂木の空きを「木間」または「小間」と言い、垂木成と同じ大きさとなります。
巻斗の幅を垂木2本+木間と割り付ける為、垂木割りは16・20・24の様に偶数に決める必要があります。

垂木算出計算図


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