色々な仕口|和歌山の宮大工 藤井寺社建築工業
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寺社建築から伝統工法・一般木造住宅(和風・洋風・店舗)に対応する宮大工です。 設計から施工まで完全責任施工。


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 仕口の紹介2

寺社(社寺)建築・伝統工法には色々な仕口が、あります。
随時写真を踏まえ説明をしていきたいと思います。
一般ホゾ 一般的なホゾです。
寺社や伝統工法だけでなく、軸組み(プレカット)などにも使われます。
柱の穴は、貫穴です。
3枚ホゾ 足元のフォークの様になっている仕口は、3枚ホゾと言います。
現在、殆ど使用される事の無い工法ですが、当社では、よく利用します。

一般的なホゾに比べ、足元の強度が上がります。
化粧梁・補強材仕口 天井部の仕口です。

木造建築(寺社含む)の場合、殆どが計算で算出する事が出来る為、棟上前に殆どの仕口をしてしまいます。

棟上後の施工を多くすると精度が落ち、小汚く成る為。
足固め・土台仕口 上の穴は、足固めの仕口です。
足固めとは、現在で言うと土台もしくは根太受けの様なモノです。

本工事では、土台と足固め両方を入れ強度を出す工法に致しております。
廻り縁仕口 廻り縁の仕口です。(右面)

上面長穴は、補強材用の仕口です。

柱と虹梁の仕込み 虹梁(こうりょう)の仕込みです。
柱間の寸法が確定されていますので、ミリ単位の精度が必要となります。

柱と虹梁の固定にはボルトの様な金物ではなく、木組みでお互いが引き合う様に工夫しております。
 組み物と柱の仕口(1)  組み物と柱の仕口(2) 柱と組み物の仕込みです。
組み物の上に桁が乗ってきます。
通常の寺社建築工法で施工すると桁から上の荷重が、組み物と柱上部の接合面に掛かる負担の都合で、長期的に診て必要以上下がります。

そこで、当社オリジナルの工法で荷重負担による食込みを最小限に収まる工夫を凝らしております。

 
半丸柱仕口(1)  半丸柱仕口(2)  丸柱墨付け  左から1,2枚目は、半丸柱の加工時の物です。
また、右端の写真は丸柱の墨を付けた物です。

私は、寺社伝統工法に重点を置いておりますが、計算と理論にも重点を置いていることから柱を丸に加工してから仕込みや現場合わせによる細工を殆ど致しません。

理由として、誤差の拡大や仕口面の雑な施工を防ぐ為です。

但し、このやり方は柱を丸にしていく際、角が落ちていく事から、施工が荒いと逆に誤差が大きくなります。

其の為、ハイレベルな施工技術が必要となります。


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