拘りの工法(寺社建築)|和歌山の宮大工 藤井寺社建築工業
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寺社建築から伝統工法・一般木造住宅(和風・洋風・店舗)に対応する宮大工です。 設計から施工まで完全責任施工。


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拘りの施工法(寺社)




寺社建築は、軒廻りの美しい曲線が、重要なポイントの一つになります。
軒先の曲線の美しさを出す為には、大工の技量だけでなく、屋根士の技量も重要です。
唐草と敷平は窯元から送ってきたものを其のまま使うと斑(むら)がある為、添い付きが悪いです。
其の為、擦り合わせを必ずします。
また、丸瓦や巴は屋根に載せている土には水分を含んでいる為、最初から平瓦に添え付く様に葺くと土が乾燥すると共に体積が縮む為、瓦ズレの原因になります。
丸瓦や巴瓦を葺く場合、土の痩せ代を計算した上での工事となります。
本葺きの場合、屋根の葺き士の真価が問われます。
伝統工法の住宅も土葺きにする場合、同様の事がいえます。

堂や社殿の豪華さを引き立てる彫刻や幾つも組み合わされた組物は、1mm単位以下の精度が要求されます。
寺社建築全般に言える事なのですが、破風の建て位置・曲線を描いた部材・二段になった隅木等総て、計算し加工していきます。
其の為、現場合わせで、型を作製し加工すると言う工程が殆どありません。
改修工事も同様で、古い部材を外し、工場に持ち帰り新しい部材の加工と言う工程で無く、交換する部材が曲線である場合、現状に合わせる必要がありますので、曲線の型のみを写し、工場で新しい部材を加工します。
其の為、長期に渉り現場が、工事状態にならないので、ご住職や檀家様にご迷惑をかける期間が短くなります。

本堂に入れば気が付きますが、規模の割りに柱が少なく、壁も面積が少ない構造で在りながら建物が数百年経っても倒れないある種特殊な構造になっています。
先人の優れた技術・工法も其の時々の職人達の手によって進化を遂げています。
私達(当社)は、先人達の技術を大切にし簡素化するでなく、更に進化させより強固で完成度の高い建築物に仕上げる様に努めています。
当社では、伝統工法や在来軸組工法にも取り入れています。



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