拘りの工法(木造建築)|和歌山の宮大工 藤井寺社建築工業
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寺社建築から伝統工法・一般木造住宅(和風・洋風・店舗)に対応する宮大工です。 設計から施工まで完全責任施工。


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拘りの施工法(木造住宅)




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私達は、現在の主流である工法(工法の種類参照)ではなく、手刻みに拘りを持っています。
私、個人の意見として(賛否両論あると思いますが・・・。)建築補強金物の使用を前提にしている工法にはある種、疑問を持っています。
補強金物とは、あくまでも補強として使用すれば問題ないと思いますが、補強金物があっての物件と言うのは「本末転倒」と考えています。

また、構造部(柱・胴差)に修正材がよく用いられています。
(修正材とは、短冊状の木片を特殊なノリで、圧着したものです。)
ノリは、半永久的とは言われていますが、建物は雨や風に晒されますので、100年先まで、持ち堪える保証はありません。(実績が無い為)

構造材に修正材を使う事無く、接合部は楔や栓(一部ボルトを使います)を持ち入り、土台・桁・母屋等各部材同士お互いが引き合い、固持や粘りを出し強度を保つ仕口の加工を行っています。
柱のホゾ(土台と柱・桁と柱の接合部)は1mmでも長くする事で、柱の挙動範囲を最小限にし、粘りを最大限引き出しています。(図面在り
ホールダウン(金物で柱と土台を固定)では無く、柱と土台を栓止め施工します。
(建築基本法認可)

壁面については、現在の軸組工法の様に間柱だけ出なく、大きな貫を用いています。
壁面も重要な構造部と考え、この貫を入れる事により、建物の強度が増します。(図面在り
注)図面は土壁仕様になっていますが、基本的には同じ方法です。

近年、100年住宅と言うキャッチ・フレーズをよく見かけますが、柱を3寸5分(105o)から
4寸(120o)にすれば良いと言うわけでは、ありません。
長期荷重を柱材の事例計算から鉛直荷重を支持する座屈強度から割り出した柱断面は、3寸(90o)で良いと結果が80パーセントを超えています。
つまり、4寸柱であろうが3寸5分柱であろうが長期荷重については、必要を上回る力を保有し、性能はさほど変わらないと考えられます。
当社は、4寸柱使用。建物の規模・様式・予算により4寸5分・5寸柱使用していますが、重要なのは、如何に強固な構造体にするかです。



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