寺社・木造建築(柱の石くち合わせ)|和歌山の宮大工 藤井寺社建築工業
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寺社・木造の基礎知識
寺社・木造共通
  

石くち合わせ(柱の根切り)


近年、殆ど見る事が、無くなった工法の一つです。
この方法は、独立した石(製品に加工された面の良い物では無く、ゴツゴツした凹凸の在る石)の上に柱を立てるとき使用される方法の一つです。
この工法は、昔の神社仏閣や古民家によく見かけられます。
では、順を追ってご説明したいと思います。

まず、柱に規定位置(例えば、G.Lから1M上がった所とします。)を描きます。
次に、レベル若しくは、レザー墨出し器・水盛り管で現在の高さを柱または高さ定規に描きます。(測量の結果、95cmになったとします)
100cm-95cm=5cmとなり、現在の処、規定値が実際の位置より5cm高い事になります。
次に、ケガキ又はコンパスを5cmの幅に取り、水平且つ垂直に石の凸凹を意識しながら線を引いていきます。
この時、ケガキやコンパスが傾いていると線の幅が5cmより小さくなり誤差として出て来ますので、注意が必要です。
線が引ければ、後は墨通りにカットすれば完了です。


注記

しかし、実際の工事では、色々な制約(例えば、線通りカットしても、屋根の加重が掛かった時、規定値より下がる事が大いに考えられますので、
その誤差をどうするか等)が出てきますので単純にカットすれば良いと言う訳ではありませんのでご注意下さい。


石口の収め方
石口合わせ(1) 石口合わせ(2)


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