文化財指定基準及び修復方法|藤井寺社建築工業
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寺社・木造の基礎知識
文化財
  

文化財とは・・・。

文化財には、有形・無形文化財、史跡記念物、重要文化財等が、あります。
今回は、建物について、ご説明したいと思います。
法規的に、説明を致しますと、判り難いので私流にご説明させて頂ければ、幸いです。

そもそも、文化財に指定される建物とは、基本的には、学術的・歴史的価値のあるものが認定されます。
国が認定したものは、国宝(重要文化財)といいます。
また、県や市が認定する物もあります。

建物は、100年・200年それ以上前に建立されたものですから、当然、損傷が激しい物は解体修理となります。
そして、費用の一部もしくは、全額税金から賄われます。

修理方法として、腐食による損傷・虫害によるもの、天災によるもの傷む原因は様々ですが、基本的には埋め木(穴を埋める作業)
根次ぎ(損傷部分を切り落とし、短くなった部分を新材で継ぎ足す事)と言う作業を致します。
また、昔の大工さんが間違った施工のした場所があっても、手直しをせず、元の形状で収めなくてはなりません。

修理の施し様のない部材については、文化財役員・設計士様方の判断の下、新材と取り替えます。
しかし、唯単純に交換するのでは無く、古材に近い形状にする必要が、あります。

基礎部に付きましては、解体後地質調査が行われます。
地盤が軟弱な場合は、礎石を一旦解体してでも、地盤改良が行われます。
(地盤を改良せず、放置した場合、建物に多大な影響を及ぼす可能性が大きい為。)

瓦や土壁についても新しい物に変えるのでは無く、とても再利用の出来ない物のみが取替え対象となります。
唯、土壁の土は、古い物のみで使用しますと土の粘りに問題がある事から、何割かは新しい土と練合せます。

そして、最後に一般公開(一部工事途中の場合もあります)となります。

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